2007年02月24日
●たそがれて別府湾を眺める老猿がしんけんすき!
今朝の「かぼすタイム」の大分弁テーマが「さじい」だったので、猿の爺さんの絵を描きました。「老猿」です。高崎山の餌場の端っこから、別府湾を眺めている姿です。背中の丸みで「老」を表現しようと試みました。その絵を描いている最中に、その猿になったつもりで考えました。ここで生れて、育って、恋をして、喧嘩もして、餌も食べてきたけれど、もう若い頃のようには動けなくなってしまった。若いのに追いかけられたり、雌には蔑みの眼で見られたりしだした。ワシは老猿。毎日見てきた別府湾も、あと何回見ることができるんだろうか…。そんなふうに、たそがれていると、海の色が段々と濃くなって、深い悲しみの色具合になってしまいました。比べるつもりもありませんが、高村光雲の木彫の「老猿」のような老獪さは、まったくありません。ただただ、たそがれているだけの老いた猿です。その悲しみの向こうになにかがあると期待してはいるんですが、まだまだ悟りは開けない中途半端なおいさん猿です。はい。
Posted by yoshida at 11:10
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